認証協が総会 越野代表理事を再任
スマート遊技機専用ユニットで新しい遊技環境の提供に意欲

電子認証システム協議会は9月14日、第一ホテル東京で第19期の通常総会を開催。事業報告では認証協が取り扱うiクリアシステムについて、スマート遊技機と対となる専用ユニットの開発、リリースに向け、パチンコ・パチスロ産業21世紀会の一員として積極的に取り組んできたことなどが報告された。

任期満了に伴う役員改選では理事7人と監事2人を承認。総会後の理事会で越野友春代表理事を再任した。新規社員加盟の件では株式会社京楽の新規加盟を承認。総会が書面開催だった第18期に加盟した株式会社イーモン、株式会社ニューギン・アドバンスを含めて社員総数は13社になった。

再任された越野代表理事は挨拶の中で、「認証協では2012年に日工組からECO遊技機システムへの協力要請をいただき、その後組合一丸となって取り組んできた。ここに来てやっとスマート遊技機のリリースを迎えることになり、今年がスタートの年になる」とこれまでの経緯を振り返り、「スマート遊技機は遊技システム全体の環境を大きく変える分岐点になると言われている。そのなかで遊技機と設備との連携、新しいサービスなどに取り組みながら、新しい遊技環境の提供を認証協のみなさんと一丸となってやっていければ」と呼びかけた。

今後については「iクリアシステムを広く普及させて、業界の健全化ならびに業界の高コスト体質を下げていく取り組みを推進していきたい」と意欲を示した。

▼認証協役員（敬称略）
代表理事　　越野友春（常勤）
副代表理事　中原大輔（SUNTAC）
副代表理事　藤原国明（ジェッター）
理事　　　　木原海健（大都販売）
理事　　　　長谷川慶（名古屋精工）
理事　　　　野口博英（アイゲート）
理事　　　　平井　聡（JCMシステムズ）※新任
監事　　　　阿部恭久（全日遊連）
監事　　　　甲斐康伸（北電子）