SUNTAC　専用ユニット『PRINAGE‐R』
圧倒的コスパで上々の使い勝手
両置き対応ですべてのスマート遊技機に接続

SUNTACが販売するスマート遊技機専用ⅰクリアシステム貸機『PRINAGE‐R』（プライネージ・アール）は、スマパチ・スマスロのどちらにも対応する専用ユニット。遊技機の左右どちらに置いても機能し、簡単な作業で操作部を180度転回することが可能だ。

前評判に恥じない稼働を見せるスマスロ。台数比率が高い法人ほど、その恩恵を感じたことだろう。スマスロ以上の市場が形成されるスマパチも、いよいよ今春から稼働を始める。

しかしスマート遊技機を稼働させるためには、専用ユニットをはじめとする周辺設備が必要不可欠だ。スマパチ導入期には、注目度が高いスマスロの導入も重なる。限りある資本をどこに投下するか。選択と集中の経営手腕が試される。

SUNTACが販売するスマート遊技機専用ｉクリアシステム貸機『PRINAGE‐R』は、他メーカーの専用ユニットと基本性能は変わらないものの、ランニングコストの低さで他社を圧倒する。システム使用料は月額1台あたり200円（一部例外を除く）。サーバーレンタル費は含まず、スマート遊技機350台分を7万円（税抜き）でまかなえる。さらに、認証協の売上管理システム「iクリアシステム」には最先端のセキュリティ技術が用いられている。

既設の使用ユニットが『PRINAGE』であれば、バージョンアップ（有償）で早変わり。新品を調達する場合より、臨機応変に対応できる。希望するユニット本数に満たないといった事態も起きようがない。

汎用性が高いことも見逃せない。スリムな幅40ミリの本体は、スマパチとスマスロの両方に接続可能。スマート遊技機に対して左右のどちらに設置しても機能する。これは導入直後ではなく、“そのとき”が訪れたときに本領を発揮する。

仮に導入済みのスマスロをメダルありの6.5号機に入れ替えるとしよう。当該機で使用していた『PRINAGE‐R』は従来のメダル貸機とチェンジ。『PRINAGE‐R』はそのままスマパチ島で運用できる。

このPSをまたぐ使途変更の場合、ネックになるのが操作部である液晶タッチパネルの向きだ。『PRINAGE‐R』ならば、液晶部を取り外して180度転回。そのまま本体部に戻し、ソフトフェアを更新するだけで作業は完了する。

投入される紙幣の収容方法は、搬送システム、外付けビルバリ、ユニット収納の3タイプを用意。自店の環境に合わせて選択できる。圧倒的なコスト感と使い勝手の良さに秀でる同製品は、ホールの規模を問わず重宝されるだろう。

※『週刊アミューズメントジャパン』2023年3月13日号に掲載した記事を転載しました。
なお当該記事の一部に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。