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2021年10月13日
No.10002503

マーストーケンソリューション
先進の自動認識技術を展示
従業員を守る検温ソリューションも出品

先進の自動認識技術を展示
自動認識技術が注目を集めたMTSのブース

マースエンジニアリングのグループ会社で各種自動認識システムの企画・開発・製造・販売を手掛けるマーストーケンソリューション(MTS)が、10月6日から8日まで東京ビッグサイトで開催された「第23回自動認識総合展」にブースを出展した。

MTSはRFID、バーコード関連などの自動認識技術のパイオニア。同社のブースでひときわ目を引いていたのが『UHF帯RFIDゲート』だった。これは物流、検品、棚卸などのシーンで使われる一括読み取り装置。自社開発のリーダライタを搭載して最適な読取設定を自動調節し、アンテナゲートを通る梱包物を開梱せずに一括検品を可能にした。

驚異の読取率を実現した『UHF帯RFIDゲート』

固定式コードリーダ『MCR-F1000』はオートフォーカス、3倍ズームを搭載した次世代コードリーダ。機械式フォーカス・ズーム調整機構を搭載し、ピント調整不要で高さや傾きや高さが異なる印字を正確にチェックできるようになった。

固定式コードリーダ『MCR-F1000』

コロナ禍でパチンコホールでも導入が進む企業向け検温ソリューション『らくちん検温』も展示。顔認証とICカード認証機能を搭載したサーマルカメラで出勤時の従業員の表面温度を瞬時に検知。検温の記録を自動化し従業員の出退勤管理や健康管理にも使用できる。

コロナ禍で活用が広がっているタブレット型のサーマルカメラは、画面上に顔の輪郭が出ていて、人が画面に近づいて輪郭に合わせる必要がある製品が多いが、『らくちん検温』は機械が人の顔を追いかけて検温できるのが最大のメリット。立ち位置自由で高速検知が可能になる。

わずか0.2秒で検温できる『らくちん検温』

MTS会員事業推進課の佐久間秀麿さんは「顔認証とICカードを用いた認証の両方ができ、ネットワークを通じてサーバにデータを送れるので、アフターコロナになっても活用していただける製品です」と汎用性をアピールしていた。


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