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2023年06月30日
No.10003624

アコードデザイン 『LED照明による空間演出』
見る者を魅了する幻想的な光の演出
芸術性の高い空間づくりの最大の武器としてLED演出をホールに

見る者を魅了する幻想的な光の演出

これまで、LED照明による空間演出を数多く行ってきたアコードデザイン。ホールの外観や遊技空間の様相を自在に変化させるノウハウは独創的で、集客力の高いホールづくりに大きく貢献している。本田和也社長は、「光の演出でいかに芸術性の高い空間を完成させるかを常に目標としている」と話す。

LED照明による芸術性の高い空間演出を目指しているのは、「お客様の期待を超えること」が何よりも大切だからだと本田社長は言う。

写真は、アコードデザインが業務提携しているLED照明メーカーやプログラミング会社が、アジア諸国や欧米など世界を舞台に手がけた作品だ。いずれも、想像を超える大規模なスケール感と完成度の高さに驚かされる。


「私が常に思い描いているのは、アミューズメント施設として非日常的で幻想的な世界観をいかに”魅せるか“ということ。空間を構成する要素は、建築内装や島レイアウト、装飾や広告など様々ですが、その空間に足を踏み入れた瞬間、高揚感が一気に高まるようなデザインに光の演出は最も欠かせない要素だと思っています」

LED照明の歴史は古く、暗めの赤色と黄緑色のLEDが開発されたのは1960年代。しかし、青色LEDは93年、それを応用した白色LEDの開発は96年まで待たねばならなかった。2007年、家庭用のLED照明が販売される。外壁などを演出するフルカラーの表現を可能にした高輝度LEDが普及し始めたのは、今から10年程前に過ぎない。この頃から、ホールでもLED照明が使われるようになり、最近はより高度な空間演出ができるツールとしてのニーズも高まっている。


「ただ単に照明器具として光らせるだけでなく、LEDの持つ繊細な色合いや発光の動きでいかにセンセーショナルかつダイナミックに空間を演出するかが最も重要です。私たちは、空間全体に散りばめられたすべての光が連動するように、プログラムで一元管理して芸術性の高い作品に仕上げます。経験値やスキルのあるパートナー企業から知恵を借り、日本のアミューズメント施設でも唯一無二の作品を手掛けていくことが私たちの使命です。人々を驚かせるような空間を演出することで施主様の期待を超えること。それが、私たちのやりがいであり、仕事の醍醐味でもあると思っています」

本田社長


※『月刊アミューズメントジャパン』2023年7月号に掲載した記事を転載しました。


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