アコードデザイン
集客するホールを創るLED照明演出
『LED照明による空間演出』

アコードデザインの広告コピーは、「光の演出で勝負する」。LED照明による空間演出を得意とする会社だが、昨年グランドオープンした『メガコンコルド1155豊川インター店』（愛知県豊川市）では、内外装デザインを含めてトータルプロデュースした。

アコードデザインはこれまで、設計会社や施工会社などのパートナーとして、LED照明による空間演出を行ってきた。ホールの外観や遊技空間の様相を自在に変化させるノウハウは独創的で、集客力の高いホールづくりに大きく貢献している。

「設計・施工会社様などと一緒に良い仕事をさせていただいたことで、LED照明演出の経験値を積み上げることができました。インテリアデザインとLED照明、そしてオーナー様のホールづくりのビジョンが融合することでシナジー効果を生み、ハイグレードな空間演出に繋がっていると思います。これまでの経験を通し、私たちのスキームも広がりましたので、『メガコンコルド1155豊川インター店』様の案件では、外観・内装を含めたトータルプロデュースをさせていただきました」（本田和也社長）

パチンココーナーは、ホワイトベースの上質感あふれるホテルのロビーのような空間だ。特に目を引くのが天井部分。ダウンライトを組み込んだリングを配した帯状のグラフィックシートは、まるで漆黒の宇宙にゴールドの星雲を散りばめたように見える。

「グラフィックには大変こだわりました。ミラー材の下地に透明のメディアを貼り、顔料系の溶剤インクを載せてあります。ミラーの反射と立体感のあるグラフィックが融合して、存在感のあるビジュアルを表現できたと思います」

パチスロコーナーの床は、黒を基調にゴールドでゴージャス感を演出した長尺カーペット。円形島の天井にはミラー材のリングを配置、レインボーカラーに変化するLED照明の輝きやカーペットを映し、非日常的な高揚感を演出する。

今回は居抜き物件の全面リニューアルで、躯体のみそのまま使っている。天井も低いが変更はせず、意匠に工夫を凝らすことで開放感のある空間を演出した。コストを抑えながらイメージを一新するためにも、このトータルプロデュースが大変重要な役割を果たしている。　

本田社長は、今回の案件を機に、事業をトータルプロデュースに全面的にシフトするわけではないと話す。あくまでもメインは、LED照明による空間演出だ。

「今回ワンストップで内外装デザインをすることで、普段パートナーとしてご一緒させていただいている企業様の仕事の内容を、より深く理解することができました。お互いの得意とする分野を尊重し合いながら、これからも光の演出で勝負していきたいと思っています」

［『メガコンコルド1155豊川インター店』の動画はこちら］



アコードデザイン
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accord-design.jp

※『月刊アミューズメントジャパン』2022年7月号に掲載した記事を転載しました