全国遊技業青年部交流会　3年ぶり開催

全国の都府県遊協の青年部のメンバーらが集い交流する「全国遊技業青年部交流会」が2月8日、3年ぶりに開催された。都内の遊技会館に26都府県遊協から約100人が集まり、13グループに分かれ業界課題について議論を交わした。
第一部では、都留文科大学の早野慎吾教授が「ギャンブル等依存の要因およびギャンブル射幸性に関する全国調査」などの研究をもとに、「そんなにパチンコが悪いのか　～懲りる文化と懲りない人たち～」と題した基調講演を行い、パチンコは世間が思っているほど依存症者を生んでいないことを解説した。また、早野教授らが同一対象者を継続的に調査した結果、SOGS10点以上だった人でも3年後には、約32％が問題なしとされる4点以下に下がっていたことから、「ギャンブリング障害疑いは『回復しない病気』という説は誤り」と説明した。