『マルハン厚木北店』火災当日の状況を報告

マルハン東日本カンパニーは8月23日、『マルハン厚木北店』で起こった店舗立体駐車場の火災についてのリリースを発表。来店客へのお詫び、消火活動を行った消防、警察、関係者への感謝とともに、当日の状況を報告した。

火災が起こった8月20日、14時45分に店舗棟設置の火災報知機の警報が鳴り、立体駐車場の火災を認知。直ちに消防署に連絡の上、2分後にはスタッフ2人が現場に駆けつけて初期消火を行ったが、車両の爆発が発生したため、付近の来店客の危険回避・避難誘導を行った。

14時56分には消防車が到着し、消火活動を開始。火災が拡大していたことから、15時15分に店舗内の来店客の避難誘導を開始した。16時5分にはすべての来店客の避難が完了。18時41分に鎮火した。

同店の駐車場は2層3段の自走式立体駐車場で、消防設備は各階にABC消火器（移動式粉末消火設備）、自動火災報知機を設置（消防法令に基づいた設備を設置）。消防設備の点検、防火対象物点検は1年に1度定期点検を行っており、火災発生時においても正常に作動した。スタッフの消防訓練も年に2回定期的に行っている。

現在の状況については、本件による怪我人などはないが、立体駐車場の2階以上は安全の確認が取れるまで立ち入り禁止。198台の車両がいまだ出せない状況になっている。1階のみ安全の確認が取れたため、8月22日から車両の移動を開始。出火の原因は、警察及び消防で調査中。現時点で正式な報告は受けていないという。

今後の対応について、店舗は当面の間休業。店舗ホームページやＳＮＳ等で情報を発信する。残置されている車両は、安全を最優先としつつ、警察及び消防と連携し、指導に基づいて適切な対応を行っていく方針としている。

文＝アミューズメントジャパン編集部