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2023年06月06日
No.10003557

日工組が総会 榎本理事長が2期目へ

日工組が総会 榎本理事長が2期目へ
選任された新役員。左から水島監事、今山理事、梅村理事、石原副理事長、盧副理事長、榎本理事長、星野副理事長、木岡専務理事、安藤理事、渡辺理事

日本遊技機工業組合は6月1日、都内のグランドアーク半蔵門で通常総会を開催し、役員選挙で榎本善紀理事長を再任した。榎本理事長は新役員体制で2期目を迎える。

総会後の懇親会で挨拶に立った榎本理事長はスマパチの現状に言及し、「(スマパチが)良くなるまで責任を持って頑張れということで、2期目の理事長を務めさせていただくことになった。まだ工夫の余地があり、年内にはスマパチに目途を付けたい。緻密に考えを整理して、遊びやすい確率でも支持を得られるようなステージを作ってくことに全力で取り組んでいく」と決意を新たにした。さらに「日工組を先頭に、KIBUN PACHI-PACHI委員会を旗印に全団体に協力していただき、業界広報を引き続き盛り上げていきたい」とファン人口増加への意欲を示した。

2期目に臨む榎本理事長

来賓の挨拶に立った警察庁生活安全局保安課の松下和彦課長は、「業界においてはスマート遊技機の導入という新たな環境のもとでの取り組みが始められている」との認識を示した上で、「去年の8月に着任して以降、榎本理事長、盧副理事長と頻繁にコミュニケーションを取りながら、業界としてのさまざまな課題や取り組みをお聞かせいただいていた。これからもこうしたコミュニケーションをはかりながら、業界として、また日工組としての課題やご意見に耳を傾けながら、業界の健全化についてはしっかりと支援していきたい」と述べた。

2022年度の事業報告によると、当期のぱちんこ遊技機の証紙発給枚数は約111万枚(遊技盤約48万枚を含む)。前期比約10万枚増で2年連続の増加となった。回胴式遊技機の証紙発給枚数は約27万台で、同約12万枚増加した。

また、規則改正から4年が経過し、将来の遊技機の形をどう構想していくかなどを検討するための「未来委員会」を設立。Bluetoothを用いた仕様やスマートフォンと連携させる仕組みなど、既存の枠にとらわれないアイデアが議論されていることも報告された。

【日工組 役員】(2023年6月1日:敬称略)
代表理事・理事長 榎本善紀
副理事長     盧 昇
副理事長     星野 歩
副理事長     石原明彦(昇任)
専務理事     木岡保雅
理事       梅村尚孝
理事       安藤 昇
理事       今山武成
理事(会計担当) 新井宏明
理事(技術担当) 渡辺圭市
監事       水島勇治(新任)



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