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2023年06月19日
No.10003552

サイエンスアーツ 次世代型インカムアプリ『Buddycom(バディコム)』
コミュニケーションを効率化 音声・テキスト・映像で店舗スタッフをつなげる
業務効率を大きく向上できるコミュニケーション・ツール

コミュニケーションを効率化 音声・テキスト・映像で店舗スタッフをつなげる

パチンコホールが続々と導入を始めているのが、次世代型インカムアプリ『Buddycom(バディコム)』だ。会話内容の聞き直しのほか、会話音声のテキスト化、映像配信など、従来のインカムにはない機能が業務効率化をサポートする。

マルハン東日本カンパニー調達建設部の伊藤隆氏には、「スタッフの身につけるもの・働き方は昔から全く変わっていない。時代の流れに合わせて、スマートフォンを用いたスタッフの業務効率化を図りたい」といった想いがあった。しかし、インカムとスマートフォンの2台持ちでは重量が増えてしまう。そのような中で出会ったのが、スマホをインカムとして使用できるアプリBuddycomだった。

Buddycomは周辺アクセサリーも充実しており、専用の高指向性マイクは騒音の中でも音声をきれいに拾う

Buddycomはインターネットを使用してスマホをインカムのように使うことができる。免許・申請は不要で、インカムよりも通話エリアが広い。商業施設のみならず、航空、鉄道、介護など、幅広い業界・業種での導入実績がある。また近年、電波法の見直しが行われている中、いつまでアナログ電波を使うインカムを使用し続けられるか不透明だが、Buddycomにはその不安はない。

同社がインカムをBuddycomに切り替え始めたのは2021年10月から。当時、電波法改正の対象インカムを使用していたこと、インカムの老朽化によるバッテリーの消耗が早かったこと、駐車場の巡回時に電波が届かず店内とコミュニケーションが取りづらかったという課題があった。導入したマルハン鹿浜店(東京都)では、通話エリアが広がったことで、駐車場巡回中のスタッフが店内とリアルタイムでコミュニケーションをとれるようになった。

「すべての課題を解決できるのがBuddycomだった。すでに東日本カンパニーの全店に導入しましたが、エリア制限なく通話できるので、異なる店舗間での通話も可能になりました。また、スマホにBuddycomのほかに、タクシー呼び出しアプリなどを入れてお客様のためにタクシーを呼ぶ、動画を用いて遊技台の説明をするなど、スマホを活用した接客が可能になりました」と、伊藤氏は高く評価している。

Buddycomならではの特徴は、会話した音声の録音機能と文字起こし機能だ


使い方はとても簡単だ。Buddycomをインストールしたスマホと、イヤホンマイクなどを接続することで、スマホをポケットに入れたまま、ワンプッシュでメンバーと通話が可能。Buddycomはアクセサリーも充実しており、専用の高指向性マイクは騒音の中でも音声をきれいに拾うため、ホール内でもクリアに通話できるとスタッフに好評だ。

音声だけでなくテキストや写真も送れるため、例えば、景品の在庫状況を写真に撮って送ることで正確な共有ができる。リアルタイムに映像を配信しながらグループ通話できる機能もあるため、遊技台の点検等を動画で送れば遠隔で支援できる。Buddycomならではの特徴は、会話した音声の録音機能と文字起こし機能だ。音声会話の履歴が保存されるため、あとから会話内容を確認できる。

マルハン鹿浜店の森田尚良さんが、「言葉だけでは通じにくいことでも、写真で確認することができるようになりました。また、会話の文字起こしによって通話履歴を確認できるようになったため、『もう一度お願いします』と聞き直すアクションがなくなりました」と言うように、Buddycomは業務効率を大きく向上できるコミュニケーション・ツールになっている。


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