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2021年07月21日
No.10002381

日遊協 依存防止対策を緩めない

日遊協 依存防止対策を緩めない
西村会長

日本遊技関連事業協会は16日、定例理事会と加盟団体会議後に記者会見を開催。定例理事会では、依存問題対策の進捗状況、遊技機の大型化に関する検討会の審議状況、パチンコ・パチスロ依存問題防止研究会の調査報告に関する記者会見(7日)の結果などが主な報告案件だったと説明した。

依存問題防止研究会が「出玉性能は依存問題の原因ではない」とした調査結果を公表したことを受けて、日遊協として何らかのアクションを起こすのかとの記者からの問いに西村拓郎会長は、「研究では、(遊技機の出玉性能と遊技障害リスクには)因果関係が考えづらいという報告があり、合点がいったという感想も持っている。ただし、業界は大切なお客様の中から依存症者を増やさないためにも、引き続き依存対策にしっかり取り組まなければならない。この調査報告をもって、依存防止対策が緩まないように今後も引き続き啓蒙していこうと思っている」と述べた。

遊技機の大型化に関する検討会は、第2回が16日に開催された。検討会では、遊技機の大型化によるホール現場での問題点を挙げこれをメーカーと共有した。第3回ではそれら問題点について、メーカー側から何らかの回答を得る予定。
西村会長はこの検討会について、「我々日遊協は、(日工組や日電協に)団体加盟していただいているので、日遊協の中でそういったキャッチボールができる環境にある。現状はパチンコ機が対象だが、パチスロ機も大型化や重量化が進んでいるという事案があるので、今後はパチスロにも広げていくことを考えている」と補足した。


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