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2021年03月30日
No.10002220

日遊協 ホール来店客調査 6割が継続意向示す
離反意向はわずか1割

日遊協の広報調査委員会は3月18日、「2020年パチンコ・パチスロファンアンケート調査(ホール来店客調査)」の結果を発表した。それによれば回答者の55.0%が2019年並みにホールに来店。調査期間中に来店していた高齢者はコロナを機に、遊技に積極的になっていることが分かった。

ホールに行く頻度が前年と変わらないと回答した人は、コロナ禍でも半数を超えた。前年より増えた人は11.6%で、前年より減った人は33.5%。再来店するようになったものの、頻度が減った人の3割強は、感染症を懸念していた。

この調査はホール来店客を調査対象としているため、一般的な調査よりも来店頻度が高い人の声が反映されやすい点に注意が必要だ。現に回答者の8割以上は、来店頻度(直近3カ月の平均来店回数)が週1回以上。リアルに近い習慣的なプレイヤーの実態を表している。

前年よりも行く頻度が増えた人は、その理由に「余暇時間が増えた(40.4%)」、「ほかにやることがなくなった(23.9%)」、「お金の余裕ができた(22.3%)」を多く挙げた。遊技に充てる時間が増えた理由としては、ビジネスマンであればテレワークによる通勤時間、退職者や主婦であれば遊技以外の娯楽に費やしていた時間が減ったためと考えられる。

コロナを機に増えた娯楽は何かという問いでは、若年層では男女ともに動画共有サイトの視聴(※1)やスマホゲーム、動画コンテンツの視聴(※2)がトップ項目だった。一方、高齢になるほどパチンコ・パチスロを挙げる人の割合が増加。60代以上では男女ともに、遊技がテレビ視聴に次ぐ第2位にランクインした。特に女性では顕著な傾向が見られ、年齢を重ねた人ほどその割合が高かった。
※1 YouTubeやライブ配信など
※2 Netflix、Amazonプライムなど


コロナ感染のリスクを警戒し、多くのホールでは高齢客が減少した。だが、この調査では60代以上が「コロナの流行をきっかけに増えた娯楽」としてパチンコ・パチスロを挙げた割合が最も高い。

この調査は昨年11月と12月に実施。ホール来店者を対象としている。つまり、「こうした状況下でもパチンコホールに来店した高齢層」が回答者だということを考慮する必要がある。


年齢とともに
高まる継続意向


今後も遊技を続けるかを尋ねた問いでは、回答者の59.0%が継続意向を示した。離反意向を示した人の割合は9.5%。遊技を継続しようと考えている人の割合は、男女ともに高齢になるほど高まる傾向があり、60代以上の男性では74.4%に達した。

遊技の継続意向がある人にその主な理由を尋ねたところ、男女差や年代差が見られた。40代以下の男性では、「機種がおもしろい」や「遊びたい機種がある」などの項目が上位に目立ち、50代以上の男性では、「遊技に使えるお金がある」、「店員の対応、態度がよい」などが挙がった。

女性では全体的に「同行者と一緒に楽しめる」が上位に挙がった。年代別では30代以下で「遊びたい機種がある」、50代以上で「店員の対応、態度がよい」などの項目が上位だった。

再来店を果たした高齢層は遊技を大きな拠り所にしていた。今回の調査が示したこの事実は、一筋の光明ではないだろうか。まだ再来店していない高齢層にも、同じように感じている人がいるはず。それを実現するためにも、彼らの心理的障壁である感染症への対策を徹底し、パチンコホールが安全・安心であることを広く伝え続けることが必要だ。

【調査概要】
実施期間:2020年11月11日から12月16日まで
対象者:ホール来店客
調査場所:日遊協または九遊連青年部に加盟するホール企業の一部店舗
調査方法:来店客による自記式Webアンケート(ホール所有のタブレットで入力)
協力企業、協力ホール数:21社154店舗
回収サンプル数:2770人


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