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2023年03月30日
No.10003379

[特集]これからの広告宣伝
後発でもファン獲得の成功法則 縦型ショート動画を攻略
文=橋本大志 TripleH 代表取締役

後発でもファン獲得の成功法則 縦型ショート動画を攻略
はしもと・ひろし/京都大学大学院農学研究科修了。バークレイズ証券を経て、2020年に「低迷するパチスロ業界を再び盛り上げる」というビジョンのもと株式会社TripleHを創業。日々激動するSNSトレンドや各媒体の特性を、前職で培った分析力と、自身のインフルエンサー活動を通して培った着眼点で攻略。企画、製作に携わった動画の多くが100万回再生を超える。

いま最も勢いのある動画メディアといえば、YouTube Shorts、TikTokといった「縦型ショート動画」です。これらに共通する特徴は、「潜在的に興味のある層に優先的におすすめ表示されるので、新規視聴者層に露出しやすい」「視聴者からの高いインプレッションを獲得すると、チャンネルやアカウント規模に関わらず自身や関連するコンテンツが大量に表示されフィードを埋め尽くす」という点です。そのため、後発組でも適切に運用すれば沢山のファンを獲得するチャンスがあります。潜在的に興味のある層にリーチしやすいということは、適切に運用すれば、遊技未経験者層やライト層にリーチしやすいということです。

私どもが運営している「ビックディッパー公式」(@BIG‐DIPPER)の事例は、前述の特徴をフルに活かし、かつ動画メディアそのものの強みである、視聴者に愛着を抱かせるコンセプトと展開で、ブランディングとロイヤリティを飛躍的に向上させた例と言えるでしょう。未経験者層やライト層を中心に支持を得て、現在、月間再生回数は1200万回を突破し、ユニーク視聴者数は月間300万人以上を記録しています。


「ビックディッパー公式」のYouTubeは2021年と後発組ではありますが、いち早くショート動画に特化した運用をYouTube ShortsとTikTokの両軸で行いました。基本方針は、①ホールの雰囲気と働いている方々の魅力がエンタメ的に伝わる、②機種のキャッチーなポイントを的確に訴求する、という企画を、③YouTubeとTikTok併せて月に20本以上発信することです。結果として、1店舗あたり1日平均10件ほど、「YouTubeで見て来ました」「TikTokで見て来ました」というお声をお客様よりいただいています。お客様からの自主的なお声かけは氷山の一角ですから、動画経由での実際の来店数はさらに多いでしょう。

未経験者層やライト層に対して動画メディアの運用が圧倒的に力を発揮できるのは、・・・・・・

★コラム全文は月刊アミューズメントジャパン4月号(3/20発刊)の特集記事『これからの広告宣伝』をご覧ください。



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