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2023年05月16日
No.10003494

遊技業界が啓発週間に動画公開
ギャンブル等依存症問題啓発週間(5月14日から5月20日まで)

遊技業界が啓発週間に動画公開
21世紀会が制作した啓発週間用のポスター

ギャンブル等依存症対策基本法に規定される「ギャンブル等依存症問題啓発週間」が、5月14日から始まった。

パチンコ・パチスロ産業21世紀会は5月12日、Webサイト「安心娯楽宣言」内の「パチンコ・パチスロ依存問題特設サイト」ページをリニューアル。今年度の新ポスターと二つの啓発コンテンツを更新した。

コンテンツの一つ目は、21世紀会が制作した動画「パチンコ業界が取り組む依存問題対策(全編)」。YouTubeでも限定公開している。

約6分半にわたる動画では、パチンコやパチスロの遊び方に不安を覚えた本人やその家族らから電話相談を受け付ける「リカバリーサポート・ネットワーク」や、「自己申告・家族申告プログラム」、「安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度」などが紹介され、遊技業界がパチンコ・パチスロ依存問題のリスク最小化に務めていることを伝えている。


もう一つのコンテンツは、「健全遊技がもたらす安心の余暇」と題したインタビュー記事。21世紀会の構成員であるMIRAIぱちんこ産業連盟の依存問題対策研究部会が、NPO法人ワンデーポート(横浜市)の中村努施設長と浦和まはろ相談室(さいたま市)の高澤和彦代表に対してインタビューを行った。

問題を抱える本人を支援する立場にある両氏は、パチンコ・パチスロへの過度なのめり込みを防ぐ「健全遊技」の有効性について言及。遊技を画一的にやめさせることやグループセラピーに参加させることが、必ずしも有効に機能するわけではないことを指摘している。


MIRAIも動画を作成

MIRAIぱちんこ産業連盟も5月16日、啓発動画「健全パチンコストーリー~母と女子大生編~」をYouTubeで公開した。

約3分にわたる動画では、女子大生の視点で物語が展開。パチンコにのめり込んで家庭のお金を浪費する母と衝突した女子大生が、「健全遊技」という考え方に気づく様子が描かれている。



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