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2023年02月17日
No.10003292

シティコミュニケーションズ
eスポーツが中心のアミューズメントエリア
『eSPORTSCAFE AIM 大宮店』

eスポーツが中心のアミューズメントエリア
埼玉県に初出店した

シティコミュニケーションズ(横浜市)は、『e-SPORTS CAFE AIM(エイム)大宮店(以下、AIM大宮店)』を2月13日にオープンした。

同社のeスポーツカフェ出店は、これで5店舗目。国内最多のeスポーツカフェブランドとなる。eスポーツ部門統括責任者の橋本尚吾さんは「想定を上回るほどのイベント案件を、いろんな企業からいただいています。各店舗で大会や配信イベントを期待以上に開催できており、部門としては好調です」と胸を張る。

『AIM大宮店』は、全20席に最新デバイスを揃えたeスポーツカフェ。JR大宮駅から徒歩3分のインターネットカフェ『DiCE大宮店』の併設店として登場した。これまではテナントビルの2階と4階をインターネットカフェとして運営していたが、新たに3階も契約。同店とダーツやビリヤードなどが楽しめる「アミューズメントエリア」として出店した。基本料金のほか、パック料金も用意している。

「これまでの出店経験を活かし、系列店で最も快適なゲーム環境を整えることができました。不快感なく遊べる、適切なプレイ空間の広さを取ることができましたし、デバイスも最新のものを取り入れられました。プロゲーマ―が愛用する人気ブランド『Ben-Q』とタイアップした席も5席用意しました。価格が高く、個人ではなかなか触れにくいこのデバイスで遊べるのも当店のウリの一つです」

『Ben-Q』タイアップ席

これまでにオープンした4店舗の客層の8割近くを10代~20代が占めていることから、集客ターゲットを若年層に設定。同店では特に、ライトユーザーが入店しやすい環境づくりを心掛けている。

「アミューズメントエリア」にはeスポーツカフェのほかにもビリヤード、ダーツ、卓球台、カラオケボックスが用意されている。同店の客は、これらのコンテンツも利用可能だ(カラオケのみ別料金)。eスポーツ単独ではなく、他のコンテンツも遊べるようにした理由を、橋本さんはこう語る。

「eスポーツに興味を持っている人自体は多いですが、市場を分析してみると、eスポーツ単独の店は苦戦しやすい傾向にあります。eスポーツしかコンテンツがないと、時間を潰す場所として選んでもらいにくいからです。また、単独店はゲーマーのコミュニティに根付いた店舗になりがちで、ライトユーザーが敷居を高く感じてしまうこともあります。ですがいろんなコンテンツを用意しておけば、『カラオケついでにゲームでも遊んでいこう』と、ライトユーザーが気軽に足を運びやすくなります」

ビリヤードなどさまざまなコンテンツでライトユーザーを招き入れる

店舗空間にもこだわった。『AIM大宮店』は、青の照明を使用。対照的に「アミューズメントエリア」全体は明るいナチュラル調の雰囲気を作った。「eスポーツやインターネットカフェは、薄暗い雰囲気をイメージされやすい。そのため『AIM大宮店』には薄暗い雰囲気を残しつつ、エリア全体の空間を明るくして、女性やライトユーザーが入店しやすい空間を目指しました」

最後に、今後の方針について伺った。
「店舗としては、大会などのイベントを、普段来店してくださるライトユーザーに根付いた形で開催したいです。『大会があるから遊びに行ってみようかな』と気軽に来店できる状況を目指します。eスポーツ事業としては、今後も各都市に出店し、ブランドをより広く知ってもらいたいです。『AIM』は東日本にしかないので、併設店と単独店を織り交ぜながら、西日本にもどんどん出店したいと考えています」

eスポーツ部門の橋本さん


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