ダイナムジャパンHDの中間決算は増収減益

ダイナムジャパンホールディングスは11月24日、2023年3月期の中間連結決算を発表した。

それによれば、営業収入は前年同期比10.4％増の561億9500万円。営業利益は同42.2％減の38億8100万円、中間利益は同65.4％減の11億8300万円。増収減益だった。

同社は営業収入が増加傾向にある背景に「パチンコ機における複数の人気機種の台頭やパチスロ機における規制見直しに対応した新基準機の導入」を挙げる一方、遊技機の減価償却負担の上昇や電気代の高騰を憂慮。各店での人時生産性の向上や清掃業務の内製化、広告宣伝費の抑制などに務めたが、増益には至らなかった。

今後の収益力回復に向けた取り組みとしては、感染防止対策に万全を期した営業と、スマート遊技機などの新たな設備投資を積極的に行うことを挙げている。

株主への中間配当は1株当たり2円50銭。