アルコム
SDGsに繋がる3つのアイテム
『減速ロードハンプ』『タイルカーペット』『磨きタイル』

コロナ禍の中、アルコムが扱う製品のニーズが高まっている。特に減速帯『減速ロードハンプ』は、来店時の安心感を担保してくれるため、店舗選びの判断材料して、集客力の向上にも役立っている。

アルコムの『減速ロードハンプ』は、黄色と黒のカラーコンビネーションが目を引く減速帯。キャッツアイ（反射板）が埋め込まれているので、夜間でも視認性に優れている。駐車場内で徐行運転をしない車両があれば、確実に減速させ事故を未然に防いでくれる。車両を誘導する警備員を半数にできたホールもあり、人件費の大幅削減にも貢献する。また、取り付けは、接着剤を付けて路面にしっかりとピン打ちするため、強度があり耐用年数も長い。しかも、短時間での施工が可能で、店休日なしで設置できるのもメリットだ。

「最近ホール様はもちろん、ショッピングモールなどで、『減速ロードハンプ』の設置が急増。うちでも、売り上げの半分ぐらいを占めているほどです。パチンコ店の駐車場の安全対策といえば、今までは車上荒らしや車内放置防止の見回りが中心でしたが、事故防止に減速帯を設置するお客様が相当増えてきたように思います」（アルコム・土屋寛人社長）

減速帯を設置すれば、事故防止対策に力を入れていることを視覚的にもアピールできる。特に女性客にとって、安心して利用できる駐車場があることは店舗選択の要素のひとつ。減速帯の設置は、集客力の向上にも役立つのだ。

住み続けられるまちづくりや
環境負荷の低減にも貢献

『減速ロードハンプ』の需要が急激に伸びているもう一つの理由は、SDGsの広がりにある。日常生活の安心感につながる減速帯の設置は、17項目ある持続可能な達成目標のうち、「11.住み続けられるまちづくりを」の実現に貢献する。また、『減速ロードハンプ』の原材料は、再利用しないで燃やしてしまえば、CO2が発生する廃タイヤ。環境負荷の削減にも貢献し、SDGsの「12.つくる責任、つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」など多くの項目の達成に結びつく。

SDGsへの取組みの有無は、企業価値の評価と密接に関わるようになっている。アルコムも、昨年からさまざまな項目でSDGsの取組みを始めた。その理由は、顧客と共に企業として成長したいと考えているからだ。

「ホール様は、『減速ロードハンプ』を設置してくださるだけで、SDGsに取り組んでいることになります」（土屋社長）。


表現力に富んだカーペットと
コスパに優れた磨きタイル

アルコムのそのほかの主力商品は、タイルカーペットと磨き（鏡面）タイルだ。

「タイルカーペットで最近多いのは、予算内に収め、しかも自店の特徴をうまく演出して欲しいというご注文です」

レストコーナーや景品カウンターまわりなどには、店のシンボルとなるようなロゴやキャラクター入りのほか、オリジナルデザインのカーペットを。その他の面積が広い部分には低価格でシンプルなパターン柄をという風に使い分け、全体的なコストを抑えることで要望に応えている。

どの製品も厳しい防災・防火基準をクリアした日本製。洗剤を使ったクリーニングでもダメージを受けにくく、紫外線が当たっても退色しにくい。短工期も特徴で、営業終了後の深夜作業を開始、店休日なしでの施工も可能だ。

景品コーナーやトイレなどで上質感を演出したいならば、磨き（鏡面）タイルが最適だ。インクジェットで印刷するタイプもあり、1枚の連続した柄の大理石を表現することもできる。価格は、1800円／㎡からと非常に手頃。タイルを貼る部分のコストが全体的に下がるので、余った予算を、他の部分のリニューアルなどに回すこともできる。


自分で考えたホールづくりが
企業価値の向上にも役立つ

「駐車場で車が急に飛び出すような危ないカーブの存在など、現場のことをよく知っているのは、店長さんよりも下のマネージャーさんやスタッフさんということもあります。だから、減速帯の設置にあたっては、現場にいる人たちの声も伺います。同じように、カーペットや磨きタイルの色やデザイン選択にあたっては、女性スタッフの方の意見も伺うようにしています。自分の意見が採用され、店舗づくりに反映されれば、それが自信になり、自ら考えて働くための原動力にもなります。こうしたプロセスを大切にすることは、SDGsの『5.ジェンダー平等を実現しよう』や『8.働きがいも 経済成長も』にも繋がります。これからも、私どもが提供する3つの製品が、お客様の企業価値のさらなる向上にお役に立てればと思っています」（土屋社長）


アルコム
TEL.052-221-5536
https://www.777ar.com/

※『月刊アミューズメントジャパン』2022年7月号に掲載した記事を転載しました