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2022年01月12日
No.10002603

パチンコ必勝ガイド×APJ
MAXの稼働が異様に高かった石巻/森本レオ子
コラム「パチンコ全集中!」⑬

ちょうど一年前の1月からスタートしたこのコラムも、大きなトラブルに見舞われることもなくめでたく連載二年目、いわゆる第二章に突入しました。今後もパチンコにまつわる何でもないようなことを書き続け、第三章、第四章と、読者さんとともに長い長いロードを歩んでいきたい次第です。きっと皆さまの頭の中では今、高橋ジョージさんと『北斗無双』が交錯していることでしょう。混乱させて申し訳ございません。

年末年始は数年ぶりに実家へ帰省しました。最後に帰ったのは当然コロナ禍前。感染者数も落ち着いてきたことだし、高齢の親に小学生になった孫の顔を見せてあげたい。オミクロン株の流行がかなり不安ではありましたが、ここで帰らないとまたいつ帰れることになるかもわからないと、なるべく人との接触を減らし、帰省前に検査を済ませて帰ることにしました。

ちなみに私の実家はみかんとhydeでおなじみの和歌山県でして、あまりパチンコは盛んな地域ではありません。秘密の小部屋での交換の際には手数料が取られますし、等価でもなければ翌日への確変の持ち越しもできません。グランドオープンも少ないですし、強い店や甘い店が多いわけでもなく、県外からわざわざ打ちに来るようなエリアでないことは確かです。『CRスーパー海物語INハワイ』を打つよりも日本のハワイとも言われる白良浜で遊んだ方がよほど有意義です。なんせ、沖縄・鹿児島に次ぐ日本第3位の海ですから(地元びいきのレオ子調べ)。ちなみに「日本のハワイ」で検索したところ、瀬戸内のハワイ、北陸のハワイ、愛知のハワイと、全国各地に自称ハワイが存在していることが判明しました。日本人ってどれだけハワイが好きなのさー! だったらもっと『CRスーパー海物語INハワイ』の人気が……(以下略)。

和歌山ラーメンを食べました。丸田屋と丸三が私のオススメです

『INハワイ』についてはさておき、わが故郷・和歌山では交換の際に手数料が取られるように、パチンコは地域ごとの特性がかなりあります。閉店前に引いた電サポを翌日に持ち越せる県があったり、東海地区ではジャグラーよりもハナハナシリーズが強かったり、そもそも開店や閉店時間が違ったり。宮城県の一部地域では今でも週末は朝8時30分から23時30分までやっているから驚きです。そして忘れちゃならないのが三重県のオールナイト営業。伊勢神宮の参拝客にトイレを貸し出す名目で、大晦日はオールナイト営業が許可されているのです

地域の特性の話と言えば、石巻で打った時のことが思い出されます。宮城県の北東部に位置する石巻は太平洋に面する海沿いの港町で、東日本大震災の被害が甚大だった地域でもあります。震災から数年経った頃に実戦取材の仕事で訪れたのですが、驚くことに『北斗』や『牙狼』、『慶次』といったMAXスペックの稼働が異様に高いことに衝撃を受けました。当時はいわゆる来店バブルの頃で、地方でパチンコを打つ機会が頻繁にあったのですが、地方、特に地域密着型のホールではMAXスペックの稼働よりも『海』シリーズの稼働が良いことが圧倒的に多く、しかも4円よりも低貸コーナーの方が賑わっているケースが多かったからです。さらに石巻は漁師町。なんとなく『海』シリーズを推していそうな気もするじゃないですか。パチンコに対するイケイケぶりというか鉄火場の雰囲気に圧倒されましたね。ヒリついていました。

地元のお客さんが言うには、漁師さんは気性が荒いタイプが多く、MAXタイプを好む傾向にあるのだそう。「なるほどなぁ〜」と納得もしつつ、その気骨があるからこそ震災のショックから立ち上がれるのかもしれないと思いました。当時は震災から数年後とはいえ、街のところどころに震災の爪痕が残っており、復興支援以外の用件で、しかもパチンコを打つだけという呑気な理由で訪れてもよかったのだろうかと複雑な気持ちで向かいましたが、鉄火場の空気に触れ、多少でもパチンコが気晴らしとして機能していることにホッとしたことも記憶しています。今もなお、鉄火場の空気は変わっていないのだろうか。オミクロン株の猛威が落ち着いたら、その空気を確かめに行きたいです。

※このコラムは毎月1回掲載します。



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