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2021年08月28日
No.10002438

パチンコ必勝ガイド×APJコラボ企画
業界人ならば打て!/バイク修次郎
連載コラム「ブレない漢のパチンコ日報」⑨

今さらですが私はパチンコが好き。若い時は「パチンコの為なら死んでもいい」と思っていた変態です。それ程までに好きな理由は、玉が釘とぶつかり生み出される無限の動き。最新の技術を駆使して作り込まれた演出や役モノ。そのうえで、小博打を毎日一人で気軽に楽しめるところ。これらを追求していくにつれ勝率が上がり、現在私はパチプロ系ライターとして仕事を頂けている訳です。

有難い仕事を続ける為に必要なことは、日々ホールへ向かい現場の空気を体感すること。何事もプロと呼ばれる人は、その事柄に時間と労力を費やし一流になればなる程、現場感を大切にする傾向が顕著にみえると感じるからです。

話は変わりますが、先日業界誌で「店長ならば打て!」という見出しを目にしました。内容は読めていませんがピンときました。現代のホールさんは分業化が進み、殆どパチンコを打たない店長さんがいると聞きます。若いホールスタッフさんと話をしても、打たない子が多く働いているように感じます。先日甘デジを打っていたら、こんな出来事がありました。

30連の電サポ中に閉店となり、遊技終了を告げにきた店員さんに「あと10回転でリザルト画面を写メれたのに残念だわ…」と告げたら、「10回転後に何かあるのですか? 申し訳ありませんが閉店です」と言われました。私的には、30連終了のリザルト画面を撮りたかったのですが、それを伝えても意思は伝わっておらず苦笑い。残念な気持ちになり、温度差を痛感しました。パチンコを打つ店員さんだったらこう返答したことでしょう。「すみません! お気持ち凄く分かりますが閉店となります」。どちらが嬉しい接客かは一目瞭然。よく打つ店員さんが多かった一昔前では、考えられないことです。

パチンコを介してお金を稼いでいるプロならば、お客さんの為により詳しく深く接客を追求するのは当たり前のことだと思うのです。ちなみに板前だった父は生前、「ワシは料理のプロ。美味しく食べてもらう人の為に、いつでも料理のことを考えとかなあかんのや」と言い、休日でも自宅の台所に立っていました。仲の悪かった父ですが振り返れば、プロとは何たるかを身をもって教えてくれていたと思います。

私は父の教えを守り、これからも「パチンコライターならば打て!」を心がけていきます。また、文中の「店長ならば打て!」は当たり前だと思いますが、ひいては「業界人ならば打て!」と言いたい。そうなれば、パチンコはより盛り上がっていくことでしょう…パチプロごときが偉そうで、ホントすみません!

(このコラムは毎月1回連載しています)

弟子の湯川舞(左)と岡田ちほとパチンコ談義中に写メ

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