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2021年04月23日
No.10002259

遊技参加者の喫煙率は57.3% ~シーズリサーチ、EBI、APJ共同調査
『パチンコ・パチスロプレイヤー調査2021』の一部を公表

遊技参加者の喫煙率は57.3% ~シーズリサーチ、EBI、APJ共同調査

一般成人の喫煙率は19.2%であるのに対して遊技者(過去1年間に1回以上パチンコ・パチスロを遊んだ人)の喫煙率は57.3%。遊技業界に特化したマーケティング会社シーズのリサーチ部門(シーズリサーチ)がエンタテインメントビジネス総合研究所(EBI)、アミューズメントプレスジャパン(APJ)と共同で今年2月に実施した調査結果の一部として、4月22日に公表した。

調査『パチンコ・パチスロプレイヤー調査2021』によると、遊技者においては60代の喫煙率が4割代と他の年代より低めだったほかは、20代~50代の喫煙率にはほぼ差はない。遊技者における喫煙率は2年連続して増加しているが、この背景には加熱式・電子式たばこの普及があると考えられる。

一般成人・遊技者ともに紙巻たばこを吸う喫煙者の割合が最も高く、遊技者の中では紙巻たばこ派(紙巻きたばこのみ+紙巻きたばこが主)は約6割。ただし遊技者における紙巻きたばこ派の割合は一般成人全体より10ポイント低い。視点を変えると、遊技者においては「紙巻きたばこと加熱式・電子たばこが同程度」の割合が高い。






昨年4月からの屋内完全分煙などの喫煙環境の変化があったが、店舗選択において喫煙(禁煙)環境を気にしているのは非喫煙遊技者で、半数が「喫煙(禁煙)環境を優先して遊ぶ」と回答した。喫煙遊技者では、「喫煙(禁煙)環境を優先して遊ぶ」と回答したのは3割。
ホールの喫煙・禁煙環境の形態を5種類提示し、それぞれについて来店意向を「行きたい~行きたくない」の5段階スケールで尋ねたところ、喫煙者・非喫煙者ともに最も来店意向度が高かったのは、「店内に喫煙専用室がありフロアが禁煙」という形態だった。






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シーズリサーチは今回公表したデータの性・年代別ブレイクダウンや年度推移、その他パチンコ・パチスロ遊技者についての詳細な調査結果をまとめた書籍『パチンコ・パチスロプレイヤー調査2021』を5月下旬に刊行予定。
購入のお申込は(株)アミューズメントプレスジャパンの専用フォームで受け付けております。


<概要>本調査は、パチンコ業界周辺の基礎研究調査の一環として、パチンコ・パチスロプレイヤーの実態を様々な角度から明らかにすることを目的としています。1995年から株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所が企画・実施してきた調査を、2019年より株式会社シーズが踏襲し調査の継続と書籍を発刊。 版型:A4版、頁数 :約200頁


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