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2021年04月05日
No.10002229

カジノ管理委員会 施行規則案を公表 
認められるテーブルゲームは9種目

カジノを含む統合型リゾート(IR)の運営事業者を管理監督するカジノ管理委員会は4月2日、IR内に設置されるカジノ規制についての施行規則案要旨を公表した。また同日、「カジノ管理委員会関係特定複合観光施設区域整備法施行規則案」および「特定資金移動履行保証金及び特定資金受入保証金に関する規則案」についてパブリックコメント(意見公募手続)を開始した。

公表された文書で、カジノ内で認められるカジノゲーム種目(カジノ行為)の実施基準や各種目の粗収益の集計方法、依存防止やマネーロンダリング防止などの内部管理に関する規制などが明らかにされた。
規定されたゲーム種目はテーブルゲーム9種目21バリエーションと電子ゲーム機(スロットマシン等)。テーブルゲームはバカラ(2分類)、トゥエンティワン(4分類)、ポーカー(8分類)、カジノウォー、クラップス、シックボー、ルーレット(2分類)、マネーホイール、パイゴウ。これら種目の電子テーブルゲームシステム(ETG)およびディーラー操作式電子テーブルゲームシステム(いわゆるライブディーラーETG)についても規定されている。ポーカーについてはトーナメントも認められる。

著しく顧客の射幸心をそそることを防止する観点から、カジノ事業者は、カジノ行為を長時間連続して行っていることその他の言動を勘案し、引き続きカジノ行為を行わせることが適当でないと認めるカジノ客に対して、一時的にカジノ行為を休止するよう促さなければならない。ただし、その基準については記されていない。


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