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2021年03月10日
No.10002185

メッセ 従業員エンゲージメント アワードで1位獲得
ベストモチベーションカンパニーアワード2021 中堅・成長ベンチャー企業部門

メッセ 従業員エンゲージメント アワードで1位獲得
左からメッセの宮本初子副社長、宮本君夫社長、宮本茂専務

リンクアンドモチベーションが主催する、組織変革に向けた取り組みによって従業員エンゲージメントを大きく向上させた企業を選出し表彰する「Best Motivation Company Award 2021」の「中堅・成長ベンチャー企業部門(2000人未満)」で、メッセホールディングス(東京都)が1位を獲得した。3月9日に受賞企業の表彰式がオンラインで行われた。

同社は2017年11月からリンクアンドモチベーションが提供する組織改善サービス(従業員サーベイに基づく組織状態の可視化、目標設定、実行支援)を導入。これにより従業員のエンゲージメント・レーティング(従業員満足度の指標)は右肩上がりに高まった。
従業員エンゲージメント向上に取り組むきっかけとなったのは約10年前。遊技業界の規制の変更により業績が低下し、同社は他産業に倣い早期希望退職を実施した。しかしこれにより、「社内の雰囲気がいっきに暗くなってしまった」(宮本茂専務)と言う。これが経営の目的を問い直す契機となり、社長、副社長、専務の3人で「従業員の幸福」という目的を確認し、「大家族主義」という経営方針を決定した。従業員の幸福はエンゲージメント切り離せないとの考えから、この向上に取り組む中で、2017年に現在の組織改善サービスを導入した。


表彰後のトークセッションの中で主催者は、メッセホールディングスのES向上の取り組みの一例として、昨年の緊急事態宣言下での全店舗休業および休業期間の従業員給与の全額支給の意思決定の速さ、この時期を社員にとっての「自己育成期」と位置づけて自己啓発を薦めたことなどを挙げた。

宮本専務は、どうしたら経営理念を従業員に浸透させることができるのかという質問に対し、「自分自身が体現して、それが周囲に伝わっていく。率先垂範することではないか」と答えた。


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