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2019年10月16日
No.10001408

キング観光近鉄四日市店
ホールが台風前日に駐車場開放 1.2万RTの大反響

ホールが台風前日に駐車場開放 1.2万RTの大反響

愛知県、三重県を中心にホールを展開するキング観光(三重県桑名市)の立体駐車場を有する店舗が11日午後、駐車場開放をアナウンスしたツイートが大きな反響を呼んだ。1万2千回もリツイートされSNS上で広く拡散され、1万4千件の「いいね」を得た。

同社グループ店で最初に投稿したのはキング観光近鉄四日市店(三重県四日市市、総台数1003台)。翌日の台風接近でクルマの浸水が心配な人に向けて、「当店は立体駐車場なので、ご自由にお使いください」とクルマの退避場所として開放する旨を投稿。同時に、帰宅が困難な人に向けて避難場所としても利用できる旨も説明。立体駐車場の2階、3階の照明は点灯、4階より上層は睡眠をとりたい人のために消灯とした。駐車場にはトイレがあり、すぐ近くにはコンビニエンスストアもある。

ツイッターユーザーがこの投稿を見た回数(インプレッション数)は実に249・8万回、プロフィールは6万回クリックされた。SNSでは「素晴らしい対応!」などの称賛のコメントや、「今利用させていただいてます」「不安が解消されました」といった感謝のコメントが寄せられた。

今回、四日市市は直撃を逃れ大きな被害はなかったが、近鉄四日市店の立体駐車場は約70台のクルマの避難場として利用された。

四日市市は過去たびたび豪雨に見舞われ、1959年には床上浸水1万5千戸、床下浸水3千戸にのぼる被害が生じている。昨年の台風21号では5万5千戸が停電した。

同社グループ店は、近鉄四日市店に続いて、新瑞店(名古屋市)、笠寺店(名古屋市)などでも11日夜のうちから立体駐車場を開放する旨のアナウンスを始めた。


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