2017年07月05日
No.10000212
No.10000212
マースエンジニアリング
『マース ユニコン』発表
ホールコンピュータが死語になる!?
マースエンジニアリングは7月4日、都内で新製品発表展示会を開催。『マース ユニコン』(ユニット&コンピュータ)を発表した。
2年以上の構想を経た『マース ユニコン』は、従来のユニット・サンドの基本機能に加えて、データ収集機能を搭載。売上データ、遊技台データ、遊技動向などの顧客データをオールインワンで収集・管理する。
それぞれのデータを別々の機器で収集して紐づけていたときに比べ、個としての遊技客のデータ精度が高まり、より的確な戦略的立案に役立てられる。
注目を集めた『マース ユニコン』
記者会見で松波明宏社長は「ホールコンピュータが死語になる日」というキーワードを掲げ、「低射幸性が進む中でホール経営を全般的に見れば、遊技台データだけを見ていればよいというホールコンピュータ中心の考え方ではなく、接客など、より個人のお客様に目を向ける時代になった」と今後を見据え、遊技台データと個人のデータをリンクさせる『マース ユニコン』は「一つの方向性を創り出すもの。開発型企業としてユニットの活用による革新的技術で業界に風を吹き込ませたい」と意欲を語った。
腕時計型ウェアラブル端末『WD100』
新製品発表展示会ではセミナーも開催された。本紙でコラムを執筆する池澤守氏が特別講演を行ったほか、営業企画部販売促進グループの澤田陽介マネージャーがマース戦略データで業界動向を分析した。
この展示会は今後、大阪12日(ウェスティン大阪)、名古屋14日(ウェスティンナゴヤキャッスル)、福岡19日(グランドハイアット福岡)でも開催。定員制で事前申し込みが必要で、問い合わせは営業企画部(電話03-3352-2048)まで。
多くのホール関係者が詰めかけた製品展示会場